今週は絵本に代わって、藤子不二雄さんの「学年別ドラえもん名作選」を読んでいます。
内容
ドラえもんはもともと小学館の学年別学習雑誌「小学一年生」から「小学六年生」に掲載された漫画。
そして、「小学一年生」から「小学六年生」の学年ごとに異なるお話が連載されていたそうです。
作者の藤子不二雄先生は子どもたちの興味や理解のレベルに合わせて、テーマや表現を選びながら丁寧に書き分けられていたのです。
本シリーズはドラえもんをそのままの形で生かした学年別のセレクション。
例えば、「ドラえもん1年生」は6歳や7歳の子の興味や知識のレベルに合わせて描かれています。
漢字には全てふりがながふられていますし、お話のひとつひとつも短く読みやすいものとなっています。
幼児受け★★★★
小学校低学年受け★★★★★
母の感想
学年別の書き分けが丁寧
さすが藤子不二雄先生。
1年生から6年生までの学年別に興味や知識レベルを考慮して書き分けていらっしゃるところが見事です。
1年生をターゲットに書かれた本書は5歳児の心もガッチリ掴み、一気に最後まで読まさせられました。
引き続き2年生、3年生と読んでいます。
学年が上がるにつれ、少しずつ一話ごとの話が長くなっていき、また知識レベルが深くなっていくのが分かります。
ドラえもんはSF。科学の勉強になるし、社会や他の教科の勉強にもなる。
巻末の一覧表を見ると、一話一話のお話がいずれかの教科の「学習漫画」であったことがわかります。
そう。そもそもドラえもんはSFマンガなので、ドラえもんが出す不思議な道具にはちょっぴり科学の要素が入っているものが多いのです。
よくよくそのような観点で見ると、どのお話も子供にとっては学習になるような知識が満載だなと感心させられました。
おすすめ度★★★★★
おもしろいし、こども受けもよいし、丁寧に学年別にかき分けられていて学習にもなる。いうことなし。
しかもkindle unlimited本。
幼児から小学生まで、おすすめです。