昆虫と冒険という要素。
絵本の世界でよく目にするかこさとしさんの絵本。
長男の琴線に触れるのでは…と思いチョイスしました。
小学校1年生から6年生までのあかいありたちがえんそくに行くお話しです。
途中アカムカデやウスバカゲロウに遭遇しますが、PTAがやっつけてくれます。
長男はやはり敵が出てきて戦う、という流れが好きな模様。
かこさとしさんといえば『からすのパンやさん』や『だるまちゃんシリーズ』と思っていましたが、調べてみると化学のバックグラウンドがあり、絵本を通じて子どもたちに科学の魅力を伝えてきた方とのこと。
確かに、この絵本も出てくる敵の名前がムカデではなく、アカムカデだったり、絵が割とリアルだったりするところに科学のこだわりを感じます。
また、読み聞かせをしていると特に、絵本全体のリズムの良さを感じます。合間合間に挟まれている詩のリズムが、私は好きです。
かこさとしのおはなしの本シリーズは引き続き読んでいきたいと思いました。
そしてこの本、こちらの続きのようなので、まずはさかのぼってこちらを読みたいと思います。